小菅の湯を訪ねてバスハイク

(狛江稲門会だより 51号から)

 その日(9月27日)は暑くもなく寒くもなく絶好のバスハイク日和!最初にバスが止まったのは「滝山道の駅」、 小さな酸っぱそうな青いみかんが10個位で250円、安さに惹かれつい購入して失敗したと思ったのですが帰って食べてみたら甘みも十分! これは欲しいと思った重そうな土産でもその後持ち歩かずに済むバスハイクの一番の醍醐味だと思いました。
 10時頃河合玉堂美術館着、展示物も大きく変わり改めて玉堂さんの日本画家としての人生と作品に感動を覚えました。 そして奥多摩湖を過ぎ、 小菅村の「小菅の湯」に到着、丁度12時をまわってまずは昼食、私はビールも頼み皆さんで美味しい「釜めし定食」に舌鼓を打ち、 少し団欒を楽しんだ後、同じ建物の中にある長い廊下の奥の温泉風呂に行きました。
 9つの風呂がありますが私はその中の三つに入りました。特に五右衛門風呂は子供の頃一度入った事があり、 私だけでは底板が底につかず父と一緒に入った熱いお風呂を懐かしく思い起こしました。

   帰りのバスで、私達夫婦の反対側に座っておられた最年長の細井さんご夫婦のニコニコと優しくお互いを思いやられる様子に触れ、素敵だなあ〜と思っていたら、 夫が「家族会員」になりたい…と突然言ったので、彼も矢張り私と同じように細井さんご夫婦を見習いたいと思ったに違いない…と思い、 今日また新たに素敵な方々に巡り会えた事に心から感謝し嬉しく思っています。 (楢原捷子記)
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