第11回定期総会が盛大に開催される!



狛江稲門会第11回定期総会は、4月18日(土)、エコルマホール(市民ホール)多目的室に、66名(来賓18名、会員48名)が参集して開かれた。 

◆第1部会議は、昨年亡くなられた鈴木豊二会員(昭和17年英法卒)への黙祷に始まり、来賓紹介、宮沢会長挨拶の後、審議に入る「平成20年度活動報告」「同会計報告〜審査報告」「平成21年度活動計画案」「同収支予算案」、さらに改選期に伴う「役員人事案」、「会則改定案」と盛り沢山な報告・審議事項も特に異論無く満場一致で可決された。

大学当局代表として出席された佐々木裕泰政経学部事務長が話された「早稲田の受験生は12万余で今年も全国でトップだった」「政経学部では留年学生が30%に上る」「大学生の勉強時間は1日4時間、因みに小学生は6時間」等々、校友にとり嬉しいニュース、ちょっぴり不安な気持ちにさせられる“早稲田の杜”情報を聞いた。

◆第2部講演会は、松田宏也氏に「いのちの山〜ミニヤコンカ奇跡の生還、そして8000m峰への挑戦〜」を語ってもらった。

1982年5月、中国四川省ミニヤコンカ峰(7556m)の頂上目前で行方不明になり、猛風雪の峰からの孤独な下山、19日目に救出され九死に一生を得る。凍傷による両手指、両足を膝下15pより切断。800日におよぶ闘病後社会復帰!山への夢を断ち切れず、義足での登山を再開―北海道冬山(斜里岳)への挑戦ドキュメンタリー「山よ友よ僕は生きている」VTR上映を挟んでの90分、「奇跡の生還、義足での登山再開」と酷烈な体験を、山への熱き情熱を語る松田氏の講演は、参会者に深い感銘と感動を与えた。

◆第3部懇親会(立食パーティー)は、加藤副会長の開会の辞、来賓代表として調布稲門会河野瑠美会長の挨拶と続き、今年も乾杯の音頭は狛江三田会岩崎鴻一会長。昨年度の新入会員は9名、総会には田名部誠一(昭和41年理工・電気通信)、武田秀樹(同48年政経・経済)、北内義弘(同54年理工・電気工学)の3氏が出席、総会初参加の吉田忠弘(同39年理工・応用物理)、斉藤昌(同42年商学)の両氏も加え五名の会員の紹介と挨拶が行われた。また、来る10月18日開催の稲門祭のPRの場を提供した。狛江稲門会の稲門祭実行委員は、今年も山田副会長、長塚幹事が務める。余興は、恒例の「早稲田グッズ争奪ビンゴ大会」―応援に矢作幹事、川上会計幹事が加わり、「Bの5番!」「G60!」「リーチ!」「BINGO!」…会場は明るい笑い声に包まれた。

会場のコーナーでは、松田氏の著書「ミニヤコンカ奇跡の生還」が10冊、著者の厚意により特別料金で配布され、凍傷で指を失った手で、1冊1冊に『大きな夢も1日の1歩から』との一筆を添え力強く署名をされていた。

“皆で「都の西北」を歌う集い”の定期総会は午後8時前、「狛江稲門会の歌」の作詞者、松崎幹事の歌唱指導のあと、恒例の牛尼幹事のリードによる校歌斉唱で幕となった。

なお、第12回定期総会の日程は、平成22年4月17日(土)である。



66名の出席者全員で記念撮影です。

第一部の会議ではすべての審議事項が可決
されました。






 松田宏也氏の壮絶な実体験に基づく
 お話から多くのことを学ばせていた
 だきました。

松田宏也氏を狛江稲門会の会員が囲みます。
和気藹々とした楽しい懇親会でした。




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