狛江稲門会俳句サロン吟行
初もみじの小石川後楽園を散策!
快晴無風に恵まれた10月21日(水)、狛江駅改札に集まったのは、中島二三男先生(雅号・深川)ほか13名。新宿からは慣れない都営大江戸線に乗り換えて午前11時に飯田橋駅に到着、目の前の小石川後楽園に入り、まず全員で記念撮影。その後、三々五々と別れ、園内周遊の散策へ。後楽園は池を中心にした回遊式庭園で水戸光圀公が工夫に工夫を重ねて作っただけあって、見事なもの。初紅葉を観賞しながら、お酒飲み所(昼は二合、夜は一合にせよと書いてあった)、将軍の奥様方に百姓の生活を教えた田圃(稲が実っていた)、名月観賞の円月橋、何と清水の舞台(小規模のもの、関東大震災で崩れた)跡、神田川からの引き水(今も健在)等々を巡り、都会の喧騒から離れた静けさの中、女性の散策姿が目立った。
午後12時半、「涵徳亭」で全員昼食をいただき、そのあと句吟。一席「揺れる月掌で掬いけり露天風呂」 二席「一枚を句帳に挟む初紅葉」など、名句の数々に各自感心しきりの雰囲気の中、午後3時には散会した。(丸田明彦記)
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