寅さんの柴又を歩いて、飲んで食べて観て船に乗る!

 晴天の5月14日土曜日、善男善女18名は狛江駅を出て、スムーズな流れで定刻に京成線柴又駅に到着。駅前広場で出迎えてくれていた寅さんと記念撮影。まずは腹ごしらえということで帝釈天参道に構える老舗大和屋に向かう。この店は天丼が有名でいかにも下町っぽい雰囲気。天麩羅を店頭で揚げておりその匂いが食欲をそそる。一行全員お奨めの天丼を食した後、参道の両側に並ぶ店店を覗きながら帝釈天正門へ。境内には竹箒を持った寺男の源ちゃんやまったりと歩いている御前様を見かけるのではと期待するも残念。ここでそれぞれ思い思いにひと時を過ごし、「寅さん記念館」とこれに併設の「山田洋二ミュージアム」へ。  寅さん記念館では、男はつらいよ、の世界にどっぷりつかり、感無量。大船撮影所から移設された「くるまや」のセットは寅さんファンにとっては、何とも懐かしく有難い。それにしても26年間で48本の寅さんを撮り続けられるってすごい。
ここから江戸川の土手に出て「矢切の渡し」へ。  細川たかしの「つれて逃げてよ。ついておいでよ。夕暮れの雨が降る矢切の渡し・・・」と口ずさみながら手漕ぎ船を堪能。川幅約150メートルを10分程度で向こう岸に着けばそこは千葉県。都内で唯一渡し船に乗れる場所とのこと。貴重な体験でした。  最後になりましたが、今回のハイキングの企画・運営の労を執っていただいた世話人の皆様と関係者の方々に心から御礼申し上げます。お蔭様でリフレッシュできました。また楽しい企画をお願いします。ありがとうございました。
(文 中川)

スナップ写真

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